富山市議会 2018-03-04 平成30年3月定例会 (第4日目) 本文
立山やラムサール条約登録湿地の立山弥陀ヶ原・大日平に代表されます、すぐれた景観と自然環境を貴重な財産として未来に引き継ぐため、美化清掃活動、ライチョウの保護対策や外来植物の除去などの貴重な動植物の保護活動、ごみの減量化や環境配慮型のトイレの整備のほか、マイカー規制や高原バスのハイブリッド化などによる自然への負荷軽減など、さまざまな取組みが行われているところです。
立山やラムサール条約登録湿地の立山弥陀ヶ原・大日平に代表されます、すぐれた景観と自然環境を貴重な財産として未来に引き継ぐため、美化清掃活動、ライチョウの保護対策や外来植物の除去などの貴重な動植物の保護活動、ごみの減量化や環境配慮型のトイレの整備のほか、マイカー規制や高原バスのハイブリッド化などによる自然への負荷軽減など、さまざまな取組みが行われているところです。
そこで、豊かな自然を次世代に伝えるため、マイカー規制や排出ガスの低減、外来植物の除去や植生復元など、観光と環境保全の調和を図る賢明な利用、いわゆるワイズユースを官民協働で行ってまいりました。議員ご発言の「星のきれいな町」と言われる室堂平の星空は、これらの活動に取り組まれた先人からの地道な努力によるものと考えております。
また、昭和46年のアルペンルートの全線開通と同時に、全国初のマイカー規制を行うなど、環境美化が徹底された観光地としての魅力も特徴として挙げられます。 来年3月の北陸新幹線開業で観光客が増加し、アルペンルートを走るバス台数も大幅に増加するものと見込まれます。それに伴い、排出ガスによる植生等、自然環境への影響も懸念されるところであります。
上高地は年間約150万人の観光客が訪れる山岳観光リゾート地域であり、立山と同じようにマイカー規制が行われ、観光と自然保護の両立に取り組んでおられました。このマイカー規制によりシーズン中に発生する交通渋滞が解消され、排気ガス、騒音、路肩破損など、さまざまな自然への負荷も軽減し、環境保全に大きな効果があったとのことでありました。
地球温暖化対策についてですけれども、我が国の京都議定書によりますと、排出量の達成率は非常に今年度は難しいということで、政府としても国民に2%の協力を求めたいと言っておるわけですけれども、先ほど聞いておりますと、温度の調整とか、あるいはマイカー規制とか、あるいはふろのお湯を利用するとか、いろいろ答えられたのですけれども、具体的にどれぐらいの数量になるのか、またどういう方法で協力するのか、その辺をひとつお
昭和47年7月にごみ持ち帰り運動が始まり、49年5月からマイカー規制が実施され、乗用車などは乗り入れができません。 16軒ある山小屋の収容人数は2,200人で、各山小屋には合併浄化槽が設置されており、石けん、シャンプーは使用禁止、公衆トイレはチップ制を導入し、山小屋から出るごみは山小屋の責任で人力により運搬されていました。
また、今年度から、岐阜県の中部山岳国立公園内の北アルプス乗鞍岳の有料道路乗鞍スカイライン周辺の環境保護を目的にマイカー規制されるのにあわせて、観光バス、タクシーに対し、1台当たり300円から3,000円を徴収し、国の天然記念物ライチョウの生息調査、環境パトロールを配置する費用に充てるとのことでもあります。全国の国立公園内で環境保護を目的とした課税は初めてのことだそうであります。
立山と黒部には雄大な山岳景観だけでなく、1300年に及ぶ信仰の歴史やアルペンルート全線開通以来のマイカー規制に象徴される人と自然の共生など、世界に通用する独自性と普遍的な文化はありますが、世界的観光地としての情報不足は否めないので、インターネットの積極的な利用を考えております。
このため、2001年6月以降のマイカー乗り入れ禁止につきましては、昨年9月の定例県議会におきまして、県知事は、「仮に無料開放という場合におきましても、自然保護の観点から、マイカー規制の継続を考えなければならない」と答弁されておるのであります。
また、環境庁が行っている登山者数のチェックポイント箇所は尾瀬全体で4カ所あり、年間50万人以上のハイカーが訪れておりますが、道路の混雑や水質の悪化・湿原の荒廃などさまざまな問題を起こしており、立山と同様、マイカー規制・美化清掃の徹底が重要とのことでありました。
そこで、有料道路期間が満了する2001年6月以降のマイカー乗り入れ禁止につきましては、今年9月の定例県議会におきまして、県知事は「無料開放という場合におきましても、自然保護の観点からマイカー規制の継続を考えなければならない」と答弁をされているのであります。